待合室を見つめる「おひな様」!!

西原クリニック1Fの待合室では季節を感じていただこうとイベントごとに壁面を変えています。今回は来月桃の節句のお雛さんのタペストリーです。

2月9日のブログでは「ちらし寿司」について触れましたが、今回は「ひな祭り」に焦点を当ててみましょう!

春の訪れを感じる節句行事、「ひな祭り」。

「ひな祭り」は日本において、女子のすこやかな成長を祈る節句の年中行事です。

江戸時代までは、和暦の3月の節句である3月3日に行われていたそうです。明治の改暦以後は一般的にグレゴリオ暦の3月3日に行なうことが一般的になりました。

旧暦の3月3日は、桃の花が咲く時期であるため「桃の節句」と呼ばれることが多いんだそうです。

 

□ではいつから始まったのでしょう?

いつ頃から始まったのか歴史的には判然とせず、その起源説は複数あます。一説によると、起源は平安時代中期(約1000年前)にまでさかのぼるそうです。その頃の人々は、三月の初めの巳の日に、上巳の節句といって、無病息災を願う祓いの行事をしていました。上巳の節句が三月三日に定まったのは、わが国では室町時代(約600年前)頃のことと思われるそうです。華やかな女性のお祭りとなるのは、江戸時代からの事だそうです。

 

□なぜ、人形を飾るの?

元々、上巳の節句の際に、草や藁で作った人形(ひとがた)で体を撫で、穢れを移したものを川に流すことで厄払いとされていた行事と、貴族階級の女児が行っていた紙の人形のおままごと遊びである「ひいな遊び」が合わさって生まれたものだと言われています。

こうした行事と遊びが結びつき、穢れを移した人形を川に流す「流し雛」となり、長い月日を経て現在のような雛人形へと姿を変えてきたそうです。

このような背景から、雛人形は産まれてきた女の子に災いがふりかからないよう身代わりとなってもらうための人形であり、健やかに成長して幸せが訪れることを願って飾られるものなのです。

 

□ひな人形はいつから飾るの?

「この日」って決まった日ないのですが、一般的には立春(2月4日)が目安と言われています。遅くとも、ひな祭りの一週間前までには飾り付けを済ませるのがベストです。

逆にあまり一般的にはメジャーじゃないんですけど、飾るのに縁起が悪い日は、3月2日「ひな祭り」の前日だそうです!!

昔から3月3日節句の前日に飾るのは「一夜飾り」といって「お葬式」をイメージさせてしまうので縁起が悪いとされています。

たしかに「お葬式」も一夜飾りですもんね。

 

□じゃいつ片付けるの?

3月3日が終わったら片付ける地方が多いのですが、旧暦(4月3日)まで続けて飾る地域もあるそうです。 一般的には、ひな祭りから約2週間を目安に。 新暦の3月の中旬ごろまでにしまうのがよいとの事です。

ちなみに、雛人形を片付けるのは、「啓蟄の日」がベストだと言われています。 啓蟄の日というのは、二十四節気のなかのひとつで、3月6日ごろのことを指します。

「雛人形をしまうのが遅れると、婚期が遅れる」とよく言われますが、ただの迷信です。 この迷信は、「片付けがちゃんとできないようでは、きちんとした女性になれず、お嫁さんにもなれませんよ!」と、しつけの意味を込めての言い伝えだそうです。

婚期が遅れるから!!と言って焦って片づけるよりも大事な事は、お人形にとって負担の少ない「よく晴れた湿気のない日に片付ける」ということだそうです。

 

古くから受け継がれる習わしやしきたりにはそれぞれいろんな意味が込められていますね。

その意味や由来を知ると、感慨深く趣がでてきますね。

今回は「ひな祭り」について書きましたが、こうしたことを知ると、お雛様を扱う手も今までより慎重に丁寧になるでしょう!!


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