認知症の方でも安心



認知症の方も、疑いのある方も安心して受診してください。

当院では、院長が認知所サポート医と認知症相談医をはじめ、スタッフ全員で認知症について勉強会等で学習しています。 どうぞ認知症の方も、疑いのある方も、そのご家族も安心して住み慣れた地域でいつまでも暮らせるように、認知症の相談から受診まで安心してお任せください。

認知症とは?

認知症とは、後天的な脳の器質的障害により、だんだんと理解する力や判断する力がなくなって、社会生活や日常生活に支障が出てくるようになる病気です。 認知症には、いくつかの原因がありますが、日本で最も多いのは、「アルツハイマー型認知症」です。次に多いのがレビー小体型認知症、そして血管性認知症と続きます。これらは「三大認知症」といわれ、全体の約85%を占めています。 また、認知症のなかには、「慢性硬膜下血腫」や「正常圧水頭症」のように、早期に治療をすれば治る可能性の高い認知症もあります。

早期発見が

65歳以上の高齢者のうち、認知症を発症している人は推計15%で、2012年時点で約462万人に上ることが厚生労働省研究班の調査で明らかになっています。また最近では、40~50代の若年性認知症も増えていると報告されています。 さらに、アルツハイマーに移行する可能性がある軽度認知障害(MCI)の高齢者も約400万人いると推計されています。65歳以上の4人に1人が認知症とその“予備軍”となる計算です。 この軽度認知障害では、日常生活にはそれほど支障をきたさないために、自分や周囲の人が気づくことは困難です。 認知症ドッグで軽度認知症を早期発見して適切な対策を行うことにより、症状の進行を阻止することが可能となり、認知症の症状が最後まで出ずにすむケースもあります。 いづれにしても、早期発見ができれば本人も家族も、これからどのように暮らしていくのか、本人の希望はどのようなことがあるのかなど、認知症と向き合う手立てをじっくり考える時間が生まれてきます。
気になる症状があったら当院に相談してください。

認知症の治療法

残念ながら現在のところ、認知症を完全に治す方法はありません。しかし、治療やケアを行うことによって進行を遅くしたり、症状を軽くしたりすることは可能です。失禁や徘徊などの症状をある程度抑えることができれば、本人が穏やかに生活できるばかりでなく、介護者の負担も軽くなります。 治療は薬物療法とリハビリテーションが主体です。薬物療法では認知症の進行を遅らせ、脳の機能低下を抑える薬を使用します。また、徘徊などが激しいときには、抗精神病薬などを利用して、症状を改善することもあります。 また治療と同じくらい重要な役割を果たしているのが家族の対応です。認知症特有の行動に対して、つい本人を叱りつけてしまいがちですが、本人が不安になるばかりでなく、症状も悪化します。認知症という病気を十分に理解したうえで、適切な声かけや接し方をするようにしましょう。